東京都、11月消費者相談2,251件 全体減少も解約・ネット通販増加
東京都が13日に公表した2025年11月の消費生活相談受付状況によると、相談件数は2,251件で前月比2.3%減、前年同月比5.8%減となった。全体としては減少傾向にある一方、「解約」や「インターネット通販」関連は増加しており、契約・定期購入を巡るトラブルが引き続き目立つ状況が続いている。
解約・ネット通販が上位維持
全体としては前月・前年同月ともに減少しているが、内容別ではインターネット取引や解約をめぐる相談が引き続き目立つ状況にある。
内容キーワード別では、「解約」が646件で第1位となった。前月(630件)から増加し、前年同月(607件)も上回っている。次いで「インターネット通販」が558件で第2位となり、前月(532件)、前年同月(538件)からいずれも増加した。
「返金」は391件で第3位だった。インターネット通販を契機とする定期購入や契約トラブル、解約手続きに関する相談が依然として多い。
医療サービス・健康食品は常連
商品・役務別分類では、「医療サービス」が第5位、「健康食品」が第6位に位置している。健康食品は49件で、前月(55件)からは減少したものの、引き続き上位に入っている。
医療サービスも前月4位からランクを落としたものの、ランキング上位の常連となっている。健康食品や医療サービスは、インターネット通販や解約トラブルと関連するケースも想定される分野であり、引き続き注視が必要である。
架空・不当請求に関する相談は64件で、前月比27.3%減、前年同月比57.3%減と大きく減少した。一方で、多重債務に関する相談は24件で、前月比20.0%増となっている。
年代別では、高齢者(60歳以上)の相談は676件で、前月比2.2%減、前年同月比13.8%減であった。若者(29歳以下)の相談は324件で、前月比6.6%減となったが、前年同月比では3.8%増えた。若年層におけるインターネット通販や契約関連のトラブルの動向にも注意が必要だ。
【編集部】
発表資料はこちら(東京くらしWEBより)











