n-6DPA、初の届出公開 【機能性表示食品届出DB更新】オーランチオキトリウム由来、スタートアップが届出
機能表示食品の届出情報データベースの更新が8日にあり、消費者庁は新たに計16件(サプリメント9件、サプリ以外の加工食品7件、生鮮食品0件)の新規届出を公開した。撤回届出も増加。先月24日から今月5日までの間に、計57件の既存届出が自主的に取り下げられた。
今回の更新では微細藻類のオーランチオキトリウム由来n-6DPA(ドコサペンタエン酸)の届出が公開された。これまでに届出実績のない新規の機能性関与成分。
機能性表示の内容は、「血圧が高めの方の血圧 (収縮期血圧および拡張期血圧)を下げる機能があることが報告されています」で、既存機能性関与成分の同由来DHAと組み合わせる形で届け出られた。オーランチオキトリウムとしては新規の機能性表示となる。
SoPros㈱(茨城県つくば市)が届け出た。同社ウェブサイトによると、同社は2018年設立で、n-6DPAを含有するオーランチオキトリウムをベースとした研究開発・製造販売を行うスタートアップ。
また、既存機能性関与成分の有胞子性乳酸菌(Heyndrickxia coagulans SANK70258)として初の機能性表示が公開された。表示の内容は「便秘気味の女性の方の健全な肌のターンオーバーを維持する機能があることが報告されています」。乳酸菌全体として、肌のターンオーバー維持を訴求する届出公開は今回が初とみられる。㈱日本予防医学研究所(静岡県静岡市)が届け出た。
1カ月余りで186件が撤回
撤回届出が加速度的に積み上がっている。先月1日から今月5日までの約1カ月強で計186件の撤回届出があった。改正された機能性表示食品制度が全面的に施行された昨年4月1日以降の撤回件数は664件に上り、25年度の届出番号「K」シリーズのこれまでの公開件数(426件)を大幅に上回っている。
改正制度では、届出内容および届出後遵守事項の自己点検・評価、さらにその結果の消費者庁への年に1回の報告が届出者に義務付けられた。機能性表示食品としての法令要件を満たすためには、期日までに報告しなければならない。2025年3月末までに届出番号が付与・公開された届出の初回報告期日は2025年3月末となっており、期限が迫っている。
【石川太郎】

2026年1月のデータベース更新
:【5日付】本年初更新、新規17件も87件撤回 松樹皮で新表示「健康な血の巡りサポート

