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新規届出33件、一挙公開 【機能性表示食品届出DB更新】新たな機能性関与成分にオメガ7脂肪酸

 消費者庁は19日、機能性表示食品の届出データベース(DB)情報を更新し、新しく届出番号を付与した新規届出の情報を公開した。その数は計33件に上り、今年7月に始まった2025年度の届出番号「K」シリーズのDB更新では、11月6日の34件に続く上から2番目に多い件数となった。

パルミトレイン酸、肌の健康をサポート

 DB更新は2日連続。既存機能性関与成分の新規機能性表示が公開された前回に続き、今回は新規の機能性関与成分を含む届出が公開された。シーベリー果実オイルに含まれるパルミトレイン酸を、天然物の抽出・精製などを行う㈱岐阜セラツク製造所(岐阜県岐阜市)が届け出た。

 シーベリーは、サジーやシーバックソーンとも呼ばれるグミ科植物の一種。シーベリーに含まれるパルミトレイン酸は、オメガ7脂肪酸に分類される機能性脂質で、マカダミアナッツなどにも含まれる。

 岐阜セラツク製造所は今回、シーベリー果実オイル粉末含有食品をサプリメント(天然抽出物等を原材料とする錠剤、カプセル剤等の食品)の枠組みで届け出た。機能性表示の内容は「肌の乾燥が気になる女性の肌の弾力を維持し、肌の健康をサポートする機能が報告されています」。

新規の組み合わせ、ビフィズス菌BifiX+イヌリン

 今回の更新では他に、既存機能性関与成分のビフィズス菌BifiXとイヌリンを組み合わせたヨーグルトの届出が公開された。機能性関与成分の組み合わせとして新規であり、今年4月の制度改正で導入されたいわゆる「120営業日ルール」が適用されたとみられる。機能性表示の内容については、システマティックレビュー(SR)に基づき、次のとおりとなっている。

 「本品にはビフィズス菌BifiX(B. lactis GCL2505)とイヌリン(食物繊維)が含まれます。ビフィズス菌BifiXとイヌリン(食物繊維)には、BMIが高めの方の日常のエネルギー代謝の一部である安静時のエネルギー消費の向上をサポートする機能、BMIが高めの方の内臓脂肪と体脂肪の低減をサポートする機能が報告されています」

 届出者は江崎グリコ㈱(大阪市西淀川区)。同社がビフィズス菌BifiXを届け出るのは2017年3月以来となる。過去の届出はすべて取り下げていたなかで、今回、同時に5件を新たに届け出た。イヌリンとの組み合わせによる新たな機能性表示を通じて、機能性表示食品としての「BifiXヨーグルト」シリーズを復活させるとみられる。

 この他には、機能性関与成分としてα-シクロデキストリン、パラチノース、ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)の届出が公開された。いずれもSRのPRISMA2020準拠が実質的に義務化された2025年度としては初の届出公開となった。ナス由来コリンエステルは、同年度3件目の生鮮食品の届出となった。また、同年度ではこれまで1件しか届出のなかった還元型コエンザイムQ10の新規届出が一度に10件公開された。

【石川太郎】

2025年12月のデータベース更新
【1日】免疫ケア+肌の健康を訴求 キリン、プラズマ乳酸菌+米由来グルコシルセラミド
【2日】小林製薬、ゲニポシド酸を届出 杜仲葉由来成分、25年度の同社届出は計3件に
【4日】積み上がる撤回届、11月単月90件 販売予定のない届出を整理
【5日】12月、5日間で更新4回 新たに11件追加でKシリーズ317件に
【15日】新規18件に対して撤回57件 販売予定ない届出を整理、背景に自己点検等報告
【16日】PQQ、認知機能に続く新たな表示 筋力・身体機能サポート、龍泉堂が届出
【18日】エルゴチオネイン、新規の機能性表示 L-カルニチン、「単回摂取」など文言追加

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