日本アムウェイ（同）（東京都渋谷区、イリーナ・メンシコヴァ社長）は、同社が展開するアスリート支援プログラム「チーム・ニュートリライト」に関する活動について発表した。
　同プログラムは、同社のヘルス＆ウェルネス戦略の一環として位置付けられており、人々がすこやかで豊かな人生を切り開くことを支援するというビジョンの下で運営されている。

2019年開始、幅広い競技と世代を支援

　「チーム・ニュートリライト」は、2019年にスタートしたアスリート支援プログラムである。植物の力を生かした栄養補助食品ブランド「ニュートリライト」を中心とした製品提供を通じ、競技に挑戦するアスリートの栄養補給やコンディショニングを支援している。2025年10月時点で、同プログラムには53競技、9歳から67歳までの69人のアスリートが所属しており、国内外で幅広く活動している。

社会課題を背景にしたプログラム設計

　プログラムの発足背景には、生活習慣病や運動不足といった社会課題への意識の高まりがある。トップアスリートに限らず、安心して摂取できる栄養補助食品の重要性が認識される中、ニュートリライトは植物由来の栄養と科学的知見を融合させた製品開発を進めてきた。スポーツ分野においては、アンチ・ドーピング認証「インフォームドチョイス」を取得した製品を提供することで、アスリートが安心して利用できる環境を整えている。

三つの柱で展開する支援の目的

　「チーム・ニュートリライト」の目的は、大きく3つに整理されている。まず、世界各国のトップアスリートやスポーツチームに対し、ニュートリライトを中心とした製品を通じて最高のパフォーマンスを支援する「アスリート支援」である。
　次に、アスリートを通じて正しい栄養や健康的なライフスタイルの重要性を社会に発信する「健康啓発」である。
　最後に、植物由来の栄養や科学的根拠に基づく品質へのこだわりをスポーツの世界で具体的に示し、ブランドの信頼性と価値を高める「ブランド哲学の発信」である。

栄養管理と製品提供による現場支援

　所属アスリートへの支援内容としては、日常のトレーニングや競技活動における栄養管理の他、プロテインやサプリメントの活用に関する情報提供が行われている。所属アスリートのインタビューでは、競技特性に応じた栄養補給や、試合前後の体づくりにニュートリライト製品を活用している様子が紹介されている。

アンチ・ドーピング認証取得製品を提供

　サポート製品には、マルチビタミン＆ミネラルサプリメント『トリプルX™』や、『「ニュートリプロテイン（オールプラント）』、スポーツ向けブランド『XS™』シリーズなどが含まれている。　
これらはいずれも、アンチ・ドーピング分野で国際的に認知されている「インフォームドチョイス」を取得した製品で、世界アンチ・ドーピング機構（WADA）の基準に配慮した品質管理の下で提供されている。

社会貢献活動と理念の体現

　また、日本アムウェイは、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。1959年の創立以来、企業市民として地域社会への支援や災害復興、教育支援などを行ってきた。日本国内では、東北復興支援、こどもの貧困支援、地域の活性化支援といった取り組みを継続している。

　同社は、これらの活動を通じて、アスリートの挑戦を支えると同時に、健康と栄養の重要性を社会に広く伝える役割を果たしている。「チーム・ニュートリライト」は、競技成績の向上にとどまらず、挑戦する人々の可能性を信じ、支援するという理念を体現するプロジェクトであるとしている。