アンセリン、ボタンボウフウ、大豆PS 【機能性表示食品届出DB更新】PRISMA2020準拠で25年度初
消費者庁は17日、機能性表示食品の届出データベース情報を更新した。新たに届出番号を付与して情報公開した新規届出は計13件で、生鮮食品は今回もなく、内訳はサプリメントが10件、サプリメント以外の加工食品が3件だった。2025年度の機能性表示食品の新規届出は、これまでのところサプリメントが全体(245件)の6割強を占めている。
この日の更新では、アンセリン、ボタンボウフウ由来クロロゲン酸、大豆由来ホスファチジルセリン(PS)をそれぞれ機能性関与成分とするサプリメントの新規届出が公開された。いずれもシステマティックレビュー(SR)のPRISMA2020準拠が実質的に義務化された今年4月以降の新規届出としては今回が初公開となる。これを受け、新規届出のほか、SRを届け出ている既存届出のPRISMA2020への切り替えが進むことになりそうだ。
2025年11月の届出データベース情報更新はこれが4回目。10月以降、更新頻度、公開件数ともに増加傾向が続いている。
【石川太郎】

2025年11月のデータベース更新
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