農水省、地理的表示に3産品登録 地理的表示法施行から10年、GI登録は164産品に
農林水産省は17日、農畜産物・加工品3産品を地理的表示(GI)として登録したと発表した。
登録された農産品は、知内町ニラ生産組合の「しりうちにら北の華」(北海道)、宍道湖漁業協同組合の「宍道湖産ヤマトシジミ・宍道湖しじみ」(島根県)、沖縄県黒砂糖協同組合の「沖縄黒糖」(沖縄県)の3品。
これで国内のGI登録産品は累計164産品となった。
地理的表示(GI)保護制度は、地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等を有する農林水産物・食品の名称を、その地域における知的財産として保護するもので、「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律(地理的表示法)」(平成26年法律第84号)の施行から、今年6月で10周年を迎えた。
登録された産品は、地理的表示(GI)を使用することができる。その際、地理的表示と併せてGIマーク(=写真)を使用することができ、地理的表示産品であることの証となる。
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