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いいさかなの日で「クロダイ」推進 サステナ消費をテーマに官民連携、低利用魚普及へ

 水産庁は、11月3日から7日の「いいさかなの日」に合わせ、水産物の持続的利用と消費拡大に向けた取り組みを強化する。
 2025年は「サステナ消費」をテーマに、低利用魚クロダイの普及啓発をはじめ、各地のイベントや新体制の「さかなの日」応援隊の活動などを通じて、官民連携で魚食の魅力発信を進める方針だ。

「さかなの日」から3年、賛同メンバーは1,000超に

 水産庁は、国民1人当たりの水産物消費量が長期的に減少している現状を踏まえ、22年10月に毎月3日~7日までを「さかなの日」、11月3日~7日までを「いいさかなの日」と定めた。これを「水産物消費拡大の強化週間」と位置付け、官民での魚食推進を図っている。
 制度創設から3年が経過し、賛同メンバーは制定時より444増加して今年の9月末時点で1,072に達した。水産庁は、ウェブサイトを通じて「さかなの日」関連情報を発信し、広く国民の参加を呼び掛けている。

低利用魚「クロダイ」の価値向上プロジェクト

 今年の「いいさかなの日」では、低利用魚「クロダイ」の消費拡大を目的とした「クロダイのおいしさ認知向上プロジェクト(クロダイPJ)」を主軸に据える。同プロジェクトは、本年6月に開始され、クロダイの持続的利用と「サステナ消費」の普及を通じて、漁業被害の軽減につなげるというもの。
 キャンペーン期間中は、クロダイPJの賛同自治体・企業・施設と連携し、各地でクロダイ料理の提供や関連商品の販売が行われる予定。

第11回Fish-1グランプリで「サステナ消費」を発信

 11月30日には、東京都千代田区の日比谷公園で「第11回 Fish-1グランプリ(2025年度)」が開催される(主催:全国漁業協同組合連合会他)。本イベントは、国産水産物の魅力を料理コンテストや展示、体験ブースなどを通して発信するもので、今年も8組が魚料理の腕を競う。
 クロダイPJの賛同メンバーでもある岡山県・JF岡山漁連は、クロダイ料理を出展し、水産物のサステナブルな消費をアピールする。
 また、水産庁もブースを出展し、「さかなの日」をきっかけに誕生した新商品の紹介や、産地・事業者が連携した取組事例を紹介する予定だ。

詳細はこちら(農水省HPより)

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