腸内環境の可視化と伴走支援を強化 サイキンソーとAuBが業務提携、腸内検査キット「GUT PARTNER」を販売開始
㈱サイキンソー(東京都渋谷区、沢井悠社長)はこのほど、AuB㈱(東京都中央区、鈴木啓太社長)と、腸活市場の拡大に向けた業務提携契約を締結したと発表した。
両社は、今年5月からAuBの腸内フローラ検査「BENTRE(ベントレ)」の解析業務で協業を開始しており、このほど、データ連携と評価指標の更新を含むアップデートを実施する。合わせて、検査キットの新名称「GUT PARTNER(ガットパートナー)」を公表した。検査レポートとサポート体制の刷新により、より良い腸内環境を目指す継続的な伴走を強化する。
腸内細菌叢と心身の健康に関する研究・関心の高まりを受け、生活者の「腸活」ニーズが拡大する中で、サイキンソーの菌叢データ資産と、AuBのアスリート研究に基づく知見を活用し、検査から生活習慣の改善提案までの「橋渡し」を強化したいという思いから、今回の業務提携に至ったという。
サイキンソーの沢井悠社長は、「これまでに培った菌叢データと解析技術を活かし、利用者にとってより有意義な指標やフィードバックの形をAuB社とともに磨いていくことで、腸活のパートナーとなるサービスづくりに貢献していきたい」とコメント。AuBの鈴木啓太社長は、「本提携により、検査の解像度とその後の行動変容支援を一体で設計できる体制が整った。GUT PARTNERは、おなかの中を”見える化”するだけでなく、その結果から導かれる最適な生活習慣を一緒に選び、整えていくためのサービス。検査して終わりではなく、ともに整えていく存在でありたい。そういう思いで『PARTNER』という名をつけた」とコメントしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)











