龍泉堂、8年ぶり食品開発展に出展 骨・脳・美容を支える新素材を多角的に提案
きのう15日、「食品開発展2025」が東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。㈱龍泉堂(東京都豊島区、塩島由晃社長)は8年ぶりに同展示会に出展し、酪酸カルシウム加工食品「ブチシールド」、アロニア果実抽出物「ブレインベリー」、オリーブ葉抽出物「ボンオリーブ」、インド産ハーブ「スレンダコア」などの新素材を提案した(ブース番号:4-152)。
また、共同出展したタイのNamsiang Life Sciences Co., Ltd.が「モブプラス」(間接ケア)、「セルソープ」(睡眠改善)、「エラストPG」(美容訴求)、「ゴーヤエキス」(血糖値管理)を紹介している。

上の写真(中央:塩島由晃社長)
プレゼンセミナーで「ボンオリーブ」紹介
プレゼンテーションセミナーでは、同社開発室主任の高橋亮平氏が「骨から始めるエイジングケアの救世主!若返りホルモン『オステオカルシン』の魅力」と題して、アンチエイジング素材「ボンオリーブ」の機能性について解説した。
「Bonolive®(ボンオリーブ)」は、オリーブの葉から抽出・精製された機能性素材。オリーブ葉にはポリフェノールの一種「オレウロペイン」が豊富に含まれており、高い抗酸化作用を有する他、骨形成に関与するタンパク質「オステオカルシン」の産生を促す作用を持つことが報告されている。
オステオカルシンは骨を丈夫にする働きを持ち、中高年女性の骨減少予防に役立つとされる。また、血中にも存在し、生活習慣病や血管・肌・認知機能の改善にも関与することから、「若返りホルモン」とも呼ばれている。
臨床試験では、骨減少症の女性64人を対象に12カ月間の摂取試験を実施。ボンオリーブを摂取したグループでは血中オステオカルシン濃度が上昇し、腰椎の骨密度も維持されたのに対し、プラセボ群ではオステオカルシン濃度および骨密度の有意な低下が見られたという。

上の写真(高橋亮平主任)
龍泉堂は本日16日と、明日17日もプレゼンテーションセミナーを開催する。
・10月16日(木)午前11時30分~11時50分(PL会場)
タイトル:「見る力・考える力をサポート!アロニア由来の健脳素材『ブレインベリー』」
・10月17日(金)午前11時30分~11時50分(PL会場)
タイトル:「眠りの課題を解決する!スペイン産・希少ハーブ『サフラン』」