ヤクルト、EU市場の事業運営を効率化 ヨーロッパヤクルトオーストリア支店設立
㈱ヤクルト本社(東京都港区、成田裕社長)はこのほど、欧州統括会社のヨーロッパヤクルト㈱(オランダ王国アルメア、松原弘泰社長)がオーストリア支店(オーストリア共和国ウィーン)を設立したと発表した。また、10月1日にヨーロッパヤクルトの100%子会社であるオーストリアヤクルト販売㈱を吸収合併することも発表した。
ヨーロッパヤクルト㈱は、1996年3月18日に設立。社員数は120人(2024年12月末時点)。1日平均で2万6,000本を販売している(24年1月~12月)。同オーストリア支店は、オーストリア全域を販売エリアとして、主にスーパーマーケットによる店頭販売を行う。
これにより、欧州市場における事業運営の効率化を図ると同時に、ヨーロッパヤクルトグループ内での経営資源の活用により、オーストリア市場における販売体制の強化を図るとしている。