インテージ、JSOLと協業 OTC医薬品・食品・消費財業界の営業戦略を最適化
㈱インテージ(東京都千代田区、檜垣歩社長)はこのほど、OTC医薬品・食品・消費財業界向けの新たなデータ利活用ソリューションの提供を開始した。㈱JSOL(東京都千代田区、永井健志社長)と協業し、DXを加速させて営業戦略の最適化を実現させる。
これにより、多くのメーカーが課題としてきた社内外に散在するデータの連携を阻む“断絶の壁”を解消し、限られたリソースの中で、最適な営業戦略の立案や社内外のデータ利活用を促進することが可能になるという。
インテージはこれまで、延べ400社以上のOTC・食品・消費財メーカーに対して、パネル調査データやマスター整備サービスの提供を行ってきた。また、JSOLもこれまで、延べ40社以上のOTC・食品・消費財メーカーに対して、CRM、マスター統合管理、データ利活用基盤などの導入支援を長年行ってきた。OTC・食品・消費財業界の業務に対する深い知識を備えた両社が協業し、“断絶の壁“の排除と併せて、クライアントにとって最適なデータ利活用環境を提供する。
インテージとJSOLは今回の協業を通じて、デジタル技術を活用したOTC医薬品業界および食品・消費財業界のデータ利活用をさらに加速させ、社会に新たな価値を提供する。インテージのパネル調査データと、メーカーが保有する自社データの突合・加工処理をアウトソーシングするサービスの共同開発に取り組む。さらに、salesforceのあらゆる機能を活用し、クライアントのさらなるデータへのアクセス向上の実現を目指すとしている。