ポッカ、国産レモン生産の農業法人設立 「株式会社LEMONITY」を通じ、持続可能な農業を目指す
ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱(愛知県名古屋市、佐藤雅志社長)はこのほど、国産レモンの生産振興を目指す農業法人㈱LEMONITY(レモニティ)(静岡県静岡市、鈴木貴博社長)を設立したと発表した。
㈱鈴生(静岡県静岡市、鈴木貴博社長)、西本Wismettacホールディングス㈱(東京都中央区、洲崎良朗社長)との取り組み。
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、長年にわたり「ポッカレモン」をはじめ、レモン関連商品の開発・販売、レモンに関する研究や食育活動を行うなど、レモンが持つ健康機能の発信や用途・シーンの提案を通じて、レモンの総需要を拡大することで人々のWell-Beingに貢献する事を目指している。
レモンの生産振興などに関する協定を結んでいる広島県の大崎上島町で2019年4月からレモンの栽培を開始し、レモン農業が抱える課題にも取り組む。具体的には、耕作放棄地を再生しレモン栽培地を広げる支援等を行っている。
新会社㈱LEMONITYは、広島県江田島市、静岡県磐田市を中心に、レモンの産地拡大を進める。機械化など新たな栽培体系を導入することでレモンの新たな持続可能な生産モデルを構築し、安定したレモンの生産環境を築く。10haから生産を開始し、10年後には100haへ生産面積を広げていくことを目標に掲げ、さらに、収穫したレモンは、Wismettac、ポッカサッポロを通じて販売する。
この取り組みを通じ、世界に誇れるバリューチェーン一体型果樹モデルを確立し、持続可能な農業を目指すとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)











