東京都、食の安全に向けパブコメ募集 10月30日まで、食品安全推進計画と表示見直し案で
東京都は、「東京都食品安全推進計画の改定について(答申(案)の中間まとめ)」および「消費生活条例に基づく食品表示の見直しの考え方」について、都民および事業者からの意見募集(パブリックコメント)を開始した。募集期間は9月4日~10月3日まで。
食品安全条例に基づき策定される「食品安全推進計画」は、都の食品安全行政の基本的な方針を定めるもので、答申案では、2026年度(令和8年度)から30年度(同12年度)までの5年間を計画期間とし、現在の課題を踏まえた重点施策が示されている。
重点施策には、GAP認証制度やHACCPの普及、「健康食品」に対する監視体制の強化、輸入食品対策、災害時に対応可能な人材育成など、全12項目が盛り込まれている。これにより、食の安全を確保するための施策を、事業者・行政・消費者の各立場から多角的に推進する体制を強化する。
また、国が進める食品表示制度の合理化に合わせ、東京都独自の消費生活条例による食品表示のあり方についても「見直しの考え方」が整理されており、今回の意見募集に含まれている。
意見募集に関する詳細はこちら(東京都HPより)