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L‐オルニチン、翌朝の疲労感をケア 【機能性表示食品届出DB更新】最終製品ヒト試験で新規ヘルスクレーム

 消費者庁は18日、機能性表示食品の届出データベースを更新した。新たに届出番号を付与し、情報公開したのは2件。既存機能性関与成分のL-オルニチン一塩酸塩について、「一時的な翌朝の疲労感を軽減する」や「翌朝の穏やかな気持ちをサポートする」などといった同成分として新規の機能性表示を行う届出も含まれる。

 この届出を行ったのはキリンホールディングス㈱(東京都中野区)。同成分に関する既存の機能性表示である睡眠の質向上サポート機能に加え、「日常生活において一時的なストレス、疲労感を感じやすい方の社会生活において心理的負荷(緊張する場面や作業)がかかったとき、一時的な翌朝の疲労感を軽減する機能、翌朝の穏やかな気持ちをサポートする機能があります」といったQOL向上に関わる新規の機能性表示を組み合わせた届出を行った。

 届け出た機能性表示の科学的根拠は、最終製品を使用したヒト試験評価とシステマティックレビューの組み合わせとなっている。同社は今回、『オルニチンPRO 疲労感&気持ちケア+睡眠の質』を製品名とするサプリを届け出た。

 同成分の届出公開は、2025年度の届出番号「K」シリーズでは初めて。このほか18日のデータベース更新では、精神的ストレスや疲労感の緩和機能を訴求するGABAに関しても、同年度としては初めて届出が公開された。

 8月に入ってから実施された届出データベースの更新は、これで5回目。更新回数は前の月との比較で増加しているものの、更新1回あたりで情報公開される新規届出は相変わらず少ない。5回の更新で積み上がった新規届出は累計20件にとどまる。

【石川太郎】

2025年8月のDB更新
【4日】ラフマ由来成分が25年度初の届出 マルトビオン酸、プラズマ乳酸菌も
【5日】新規7件追加、ようやく20件超える 25年度初、エノテインBなど
【13日】初の届出、プエラリアフラワー じつは「葛の花」と同義、東洋新薬が届け出る
【15日】葛の花由来イソフラボン、25年度初 PRISMA2020対応SRを科学的根拠に

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