初の届出、プエラリアフラワー 【機能性表示食品届出DB更新】じつは「葛の花」と同義、東洋新薬が届け出る
消費者庁は13日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新規届出4件の情報を公開した。プエラリアフラワー由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)という、これまでに届出実績のない機能性関与成分が含まれる。
届出資料によると、プエラリア(Pueraria)は「葛」の別名で、「プエラリアフラワー」は「葛の花」と同義だという。これまでに200件近い届出実績のある葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が新たな名称で初めて届け出された格好だ。
届け出たのは、㈱東洋新薬(本部:佐賀県鳥栖市)。機能性表示は、「肥満気味な方の、お腹の脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らし、体重が減少するのを助け、高めのBMIが低下するのを助ける機能があります」。最終製品を用いたヒト試験による機能性評価を科学的根拠とする。
6月申請分の公開始まる
今回のデータベース更新から、6月に入ってから同庁へ申請された新規届出の公開が始まった。5月中に申請され、届出番号が付与された新規届出は最終的に累計21件。4月の4件に比べれば大幅に増えたものの、前の年度は8月20日までに、370件を越える新規届出に届出番号が付与されていた。
【石川太郎】

2025年8月のDB更新
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:【5日】新規7件追加、ようやく20件超える 25年度初、エノテインBなど