ものづくり支える受託製造にスポット WMR86号オンライン版、きょう発刊
㈱ウェルネスニュースグループ(東京都港区、WNG)はきょう8日、WNG会員向けヘルスケア産業専門誌『Wellness Monthly Report』第86号(2025年8月10日号)のオンライン版を発刊した。
サプリメントや健康食品の、最終製品の製造現場に注目した特集企画「サプリ受託製造の今とこれから」を掲載。2号連続企画の第1弾となる。
サプリメントや健康食品を巡る問題の質が変わってきた。従来、業界を揺るがせてきたのは、ブレーキの壊れた広告表示を含めた「売り方」の問題。しかしここにきて相次いで生じているのは「ものづくり」に関わる問題だ。
それに起因して制度が変わり、環境も変わる。来年9月、機能性表示食品のサプリGMP義務化が完全施行される。サプライチェーンの真ん中に立ち、そのように大きな変化に直面するサプリ、健康食品を巡る受託製造の領域にスポットを当てる。
第1弾となる本号では、昨年の消費者庁「機能性表示食品を巡る検討会」に参考人として出席した有識者、東京理科大学薬学部医薬品等品質・GMP講座教授、櫻井信豪氏のインタビュー記事を掲載。医薬品の製造・品質管理の専門家はサプリメントのそれをどのように見るか。今のままで十分か。穴があるとすれば、どう埋めればよいか──。
また、健康食品業界団体の(一社)健康食品産業協議会の中で、「ものづくり」に関わる課題解決に取り組む「健康食品原材料・製品の製造・品質分科会」の最新動向も伝える。変化の波をもろにかぶる受託加工をはじめとする製造各社を業界団体はどう支えていくのだろうか──分科会長と副分科会長をはじめ、分科会内に編成されている「GMPチーム」のリーダーに取材した。
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