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新日本製薬、25年9月期第3Q決算 売上、前年同期比3.8%増、利益は同20.4%増

 新日本製薬㈱(福岡市中央区、後藤孝洋社長)はこのほど、2025年9月期第3四半期決算短信(24年10月1日~25年6月30日)を発表した(連結)。売上高は前年同期比3.8%増の307億3,300万円、営業利益は同20.4%増の38億8,800万円だった。

 同社グループは「美と健康の『新しい』で、笑顔あふれる毎日をつくる。」というパーパスの実現に向けて、中期経営計画「Growth Next 2027」に基づき重点活動に取り組んだ。
 通販において、化粧品の「PERFECT ONE」では、ECへのマーケティング投資の再配分やミドル世代(40代から50代)獲得に向けた新商品の発売を強化した結果、EC売上高が成長。一方で、オフライン通信販売は効率を踏まえたマーケティング投資の抑制等からブランド売上高は減収となったが、LTV最大化とオフライン広告の活用、新商品発売を通じたミドル世代獲得による再成長を目指す。「PERFECT ONE FOCUS(パーフェクトワンフォーカス)」では、主力商品のクレンジングバーム市場におけるブランドシェアの拡大等、好調トレンドは継続しているが、EC売上高は市場の競争激化により一時的に減収となった。
 ヘルスケアの「Fun and Health」では、主力商品である機能性表示食品『Wの健康青汁』の安定成長と『Slimore Coffee(スリモアコーヒー)』の好調な新規顧客獲得が継続したことで、大幅増収を継続している。

 卸販売においては、1店舗当たり売上高の拡大を重視する戦略の下、「PERFECT ONE」のドラッグストア展開店舗数が着実に拡大し売上高も成長した。「PERFECT ONE FOCUS」は、新商品『VCチャージスムースマスク』の導入効果により大きく成長。また、免税店や都市部を中心とした大型家電量販店、ドラッグストア等でのインバウンド向けのテスト販売が好調に推移しており、今後も継続して拡大を予定している。また、新たに『Slimore Coffee』のドラッグストアでの展開を開始した。

 海外販売においては、米国では継続したテストマーケティングから、投資効率の良いヒットコンテンツやヒットメディアの分析が進んだ。今後さらにテストの焦点を絞り精度を高める。

 また、中間期には、「Wellness Food」を展開する㈱フラット・クラフトについて、当初策定した計画を下回って推移していたことから計画の見直しを行い、のれん等の減損損失7億5,900万円を特別損失として計上している。同社については、25年10月1日を効力発生日として吸収合併することとなった。今後は、ナレッジの共有によるシナジー効果の最大化に加えて、経営資源の効率的な活用、迅速かつ柔軟な意思決定を可能とする体制強化を図り、中期経営計画の目標達成に向けた取り組みを一層加速するとしている。

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