新規7件追加、ようやく20件超える 【機能性表示食品届出DB更新】25年度初、エノテインBなど
消費者庁は5日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、計7件の新規届出の情報を公開した。更新は2日連続。一度の更新で7件の公開は、2025年度の新規届出の情報公開が始まった先月2日以来、最多。合わせて8回の更新で、ようやく20件を越えた。
今回の更新で、25年度の届出番号「K」シリーズとして初めて届出公開された機能性関与成分は、ユーカリ葉エキス末に含まれるエノテインBと、ヒハツ由来ピペリン類。それぞれシステマティックレビューを機能性表示の科学的根拠とする。
エノテインBは、健康食品受託製造大手のアリメント工業㈱(山梨県南巨摩郡)が届け出た。同成分の届出はこれで累計3件。いずれも同社が届け出ている。
一方で、一気に増加したのが撤回届出。7月7日から同28日までの3週間で累計64件が積み上がった。取り下げたのは計15社。大半が、終売や販売予定がないことを理由に撤回したとみられる。

2025年8月のDB更新
:【4日】ラフマ由来成分が25年度初の届出 マルトビオン酸、プラズマ乳酸菌も