ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ㈱（HMT、山形県鶴岡市、大畑恭宏社長）はこのほど、「バイオものづくり生産性向上支援サービス」の販売を開始した。

　微生物などの宿主細胞によるさまざまな有用物質の生産性を向上させる顧客伴走型サービスで、バイオものづくりにおける生産効率の最大化を目的とした、メタボローム解析と13Cラベル解析および代謝フラックス解析を活用した包括的な支援を行う。代謝経路の可視化から、製造プロセスのボトルネック特定、改善提案までをワンストップで提供する。

　また、あわせて、新しい解析プラン「エフスコーププラス（F-SCOPE PLUS）」を販売開始した。13C安定同位体でラベルされた代謝物質を解析するプランで、従来に比べて10倍以上の感度を誇り、より微量な代謝物質情報を得ることができる。これにより、高精度な代謝フラックス解析が可能になるという。