2日連続の更新も新規公開1件のみ 【機能性表示食品届出DB更新】25年度の機能性表示食品、届出10件が遠く
消費者庁は18日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新規届出1件の情報を公開した。
公開したのは、ダイドードリンコ㈱(大阪市北区)が届け出た『スマートブラック』を商品名とするコーヒー粉末加工食品。サプリ(天然抽出物等を原材料とする錠剤、カプセル剤等食品)以外の加工食品として届け出された。
通称「HMPA」を機能性関与成分として配合したもので、同成分に関するシステマティックレビュー(PRISMA2020準拠)に基づき、BMIが高めの人の腹部の脂肪及びウエスト周囲径を減らす働きなど、複数の機能性を表示する。
更新は2日連続。とはいえ、2回の更新で公開された新規届出は合わせて3件に過ぎない。そもそも、今月のデータベース更新回数は計4回を数えるが、公開件数は延べ7件と10件にも満たない。これまでに届出実績のない新規の機能性関与成分や機能性表示も、今のところ1つも公開されていない。
【石川太郎】

2025年7月のDB更新
:【3日】25年度の新規届出、情報公開始まる 静かなスタート、公開件数1件のみ
:【9日】25年度の届出公開数、まだ4件 前回1件、新たに3件の超スローペース
:【17日】進まぬ届出番号付与、今回も2件のみ 4月申請分に対して付与4件