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持続可能な食と地域資源活用推進へ 農水、FOOD SHIFT セレクション&お弁当Actionフォトコンテスト同時始動

 農林水産省は15日、持続可能な食料システムの構築を目的とした2つの施策、「FOOD SHIFT セレクション」と「未来につなぐお弁当Actionフォトコンテスト」の募集を同時に開始した。いずれも「ニッポンフードシフト」事業の一環であり、消費者・生産者の行動変容を促す新たな国民運動として注目される。

未来の食を担う優良産品を顕彰

 「FOOD SHIFT セレクション」は、改正食料・農業・農村基本法の理念に基づき、「地産地消」、「みどりの食料システム戦略」、「家庭備蓄」、「インバウンド消費」――の4視点で優れた国産農林水産物や加工食品を表彰する制度である。

 応募対象は、ニッポンフードシフト推進パートナーに登録した国内の事業者で、7月15日~9月5日まで募集を受け付ける。選定された「優秀賞」「最優秀賞」産品は、トレードショーや流通チャネルを通じて広く消費者へ届けられ、ロゴマークの活用も可能となる。

 審査は書類審査と品評会を経て3段階で実施され、11月には「最優秀賞」10産品の表彰式が予定されている。審査委員には流通・食品・メディア・料理界の著名人が名を連ね、公正な評価が行われる。

日常の一歩からサステナブルを

 「未来につなぐお弁当Actionフォトコンテスト」は、家庭の食卓を通じた環境配慮型の食習慣を促す取り組みである。国産有機農産物や地元の旬の食材を使った弁当を撮影し、専用フォームで応募する形式で、7月15日~8月31日まで受け付ける。

 応募作品は、素材の活用、栄養バランス、ストーリー性などを基準に審査され、「最優秀賞」20人、「優秀賞」140人が選出される。入賞者は全国8都市で実施される認定式にて表彰され、著名シェフによるサステナブル食材を活かした料理の実食にも招かれる。受賞者は「食をつなぐ親膳大使(お弁当)」として認定され、広く情報発信が行われる。

 両事業は、消費と生産をつなぐ双方向の取組として位置づけられ、持続可能な食の未来に向けた国民的な意識醸成を狙うものである。農林水産省は今後も、こうした実践的な施策を通じて、食料安全保障と地域資源活用の両立を図っていく考えである。

 FOOD SHIFT セレクションの詳細はこちら
 お弁当Actionフォトコンテストの詳細はこちら

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