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25年度の届出公開数、まだ4件 【機能性表示食品届出DB更新】前回1件、新たに3件の超スローペース

 消費者庁は9日、機能性表示食品の届出データベースを更新した。前回2日の更新から2025年度分の届出番号「K」シリーズの情報公開を始めていた。今回の更新で公開したのは計3件。前回の1件を上回ったものの、制度施行から11年目に入った25年度は、新規届出の積み上がり速度が極めてスローペースになっている。

 今回公開された新規届出3件の届出日はいずれも4月23日付け。一方、前回の更新で公開された1件は同4日付けで、およそ3週間の空白がある。この間に、消費者庁のもとに届いた新規届出が何件あったかは不明だが、同庁は、その全てを差し戻した可能性がある。

 25年度の届出番号「K2」から「K4」までを付与されたのは、サントリー食品インターナショナル㈱(東京都港区)が届け出た清涼飲料水や炭酸飲料。天然抽出物等を原材料とする錠剤、カプセル剤等の加工食品(サプリ)ではない加工食品として届け出た。

 サプリに該当しない理由について、例えば「K2」の清涼飲料水の届出資料では、「当該製品は一日摂取目安量600 mlの清涼飲料水であり、一日摂取目安量を大きく上回る過剰摂取の懸念は低いうえ、容器包装の形態から、サプリメント形状であると誤認される可能性は極めて低い」と説明している。

 撤回届出にも動きあった。前回2日の更新時点から47件増加した。そのうち1件は、今月1日付けで撤回届出が行われたサプリの『Wasabis(ワサビス)』。このサプリの届出者は、先月末までに事業を終えたNOMON㈱(東京千代田区)で、撤回理由については、「当該機能性表示食品の販売終了し、会社としても解散したため」とされている。

【石川太郎】

2025年7月のDB更新
25年度の新規届出、情報公開始まる 静かなスタート、公開件数1件のみ

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