食と農つなぐ新アワード公募中 農水省が優良取組を表彰、連携・協働を後押し
農林水産省は、「ニッポンフードシフト」事業の一環として「食と農をつなぐアワード2025」の公募を8月12日まで行っている。新たに創設された表彰制度は、食料・農業・農村基本法の改正(2024年6月5日施行)および新たな基本計画に基づき、食料システム全体の連携・協働を促すことを目的としている。
優良な取組を表彰
同アワードでは、食と農の連携を進める優良な活動を行う企業・団体を対象とし、「食料の安定供給」、「食品アクセスの確保」、「持続的食料システムの確立」、「スマート農業技術等の開発・普及」の4部門で募集が行われる。
応募資格は、ニッポンフードシフトの推進パートナーであること、直近3年間に行政処分または刑事罰を受けていないことなどが条件となっている。1次審査通過者に限り、9月1日~9月19日まで行われる2次審査に進むことができる。応募は専用フォームを通じて行い、一次審査通過者には別途「取組内容書」の提出が求められる。
各賞と認定証制度
審査は書面により行われ、評価点を基に各部門ごとに、農林水産大臣賞(各部門1点以内)、大臣官房長賞、各局長賞(輸出・国際局、消費・安全局、大臣官房技術総括審議官)が表彰される。
また、受賞に至らなかった応募者でも、一定の継続性(約1年以上)・先進性・社会貢献性等が認められた場合には「活動認定証」が交付される。
10月中旬に全応募者に結果を通知し、表彰式は11月に開催する予定。
応募方法など詳細はこちらから(農水省HPより)