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25年度の新規届出、情報公開始まる 【機能性表示食品届出DB更新】静かなスタート、公開件数1件のみ

 消費者庁は2日、機能性表示食品の届出データベースを5営業日ぶりに更新し、2025年度分の新規届出の情報公開を始めた。届出番号「K1」を付与された機能性関与成分はエリオジクチオール-6-C-グルコシドで、丸善製薬㈱(広島県尾道市)が届け出たもの。一方、今回公開された新規届出はこれ1件のみだった。

 4月1日に始まった25年度の新規届出から、システマティックレビュー(SR)を機能性表示の科学的根拠として届け出る場合、PRISMA2020準拠が実質義務化されている。そのため当然、SRを根拠とする届出番号「K1」はその義務を遵守。消費者らが情報検索する届出データベース上でも、PRISMA2020に対応している旨を伝えている。

 また、製造・品質管理についてGMP基準を遵守する義務のかかる、天然抽出物等を原材料とする錠剤、カプセル剤等食品(サプリメント)として届け出ていることから、届出資料のうち「生産・製造及び品質の管理」(様式Ⅲ)の「生産・製造及び品質管理に関する情報」では、次のように説明している。

 「本届出食品の製造施設について、令和6年内閣府告示第108号に従った『適切な管理組織の構築及び作業管理(品質管理、製造管理)の実施(GMPソフト)』及び『適切な構造設備の構築(GMPハード)』を基に、製品標準書等を作成し、製造管理及び品質管理を実施している」

 機能性表示食品制度は2015年4月に施行。昨年生じた健康被害問題の再発防止などを図る大きな制度改正を経て、25年度から11年目に入った。

【石川太郎】

2025年6月のDB更新
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【24日】新規届出77件公開、24年度分最後 新規の乳酸菌、第6の免疫ケア成分

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