資生堂、大阪・関西万博で実証研究 今後の化粧品・サービスの価値開発に応用する
㈱資生堂(東京都中央区、藤原憲太郎社長)は、7月11日から20日までの10日間、大阪・関西万博で「Shiseido Week(資生堂ウィーク)特別企画」を開催する。
場所は、万博会場内の河瀬直美テーマ事業プロデューサーが担当するシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater―いのちのあかしー」の会場内。テーマは”Beauty Dialogue美の対話”。
10日間のうち、7月11日から14日までの4日間は、同会場内「対話シアター棟」で、同社の感性研究である「香りを用いた共感体験」の実証実験を来場者参加型で行う。「香り」に人々の関係性をより良い方向性に変えられる力があるか実証するというもの。 同実証実験は、同社研究領域の1つであるFuture Beauty Innovation「肌・身体・心」のつながりの解明をはじめとする新領域・新カテゴリーへの挑戦と、新ビジネス基盤創出の一環。
その他、期間中さまざまなイベント、企画を用意している。
同社は、2030年のビジョンとして、生涯を通じて1人ひとりの健康美を実現する「Personal Beauty Wellness Company」を掲げ、美の力を通じて人々が幸福を実感できるサステナブルな社会の実現を目指している。今回の大阪・関西万博で実証実験を行う感性研究の成果は、同社の化粧品やサービスの価値開発に応用し、革新的な感性価値の創造につなげていく予定だという。
(冒頭の写真:同社リリースより)