（独）国民生活センター（国セン、村井正親理事長）は7月15日、企業のリスク管理を主題とするセミナー「それってダークパターンじゃないですか？～今、企業が出来ることを考える」を開催する。同セミナーは、消費者との信頼関係の維持と強化を目的に、近年問題視されている「ダークパターン」への理解と対策を促す。

　近年、コロナ禍以降のデジタル化の進展に伴い、企業と消費者の接点は従来以上に増加し、企業が意図せず用いる操作誘導的なインターフェイスや表現が「ダークパターン」として批判されるケースが増えている。こうした状況を踏まえ、セミナーでは消費者志向経営の実現に向け、企業側の「うっかり」や不適切な表示を未然に防ぐ視点から解説する。

　当日は2部構成。第1部では、弁護士の染谷隆明氏が登壇し、ダークパターンの定義、類型、そして消費者契約法や景品表示法に基づく最新の法的規制動向について解説を行う。第2部では、㈱コンセントのUX/UIデザイナーである川崎実紀氏が、企業の現場における取り組みや課題を事例を交えて報告し、具体的な防止策について提案する。

　また、集合研修では参加者同士によるグループディスカッションや交流の時間を設け、実践的な知見の共有を図る予定。リアルタイム配信とオンデマンド配信による受講も可能。

申込方法などの詳細はこちらから（国センHPより）

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