経済産業省は、9月17日～18日の2日間にわたり、「Global Startup EXPO 2025（GSE2025）」を大阪・関西万博の会場内「EXPOメッセWASSE」にて開催する。同イベントは、ディープテックを中心とする国内外のスタートアップ関係者や投資家、起業家らが一堂に会するグローバル規模の交流・共創イベント。同省が近畿経済産業局、日本貿易振興機構（JETRO）、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）と連携して初めて実施する。

　「Global Startup EXPO 2025」のテーマは、「Shaping the Future with Startups- Co-creation to Break Through Global Challenges（スタートアップと未来を形づくる：グローバル課題を突破する共創）」。サブテーマには「健康と長寿」、「豊かな生活」、「人口に頼らない社会」、「地球との共存」、「新技術のルールメイク」が掲げられ、これらを軸とした講演やセッションが展開される予定。

　開催の背景には、日本におけるスタートアップ・エコシステムのグローバル化促進という課題がある。とりわけ、革新的技術をもとに社会課題の解決に取り組む「ディープテック・スタートアップ」の成長は、国際社会における日本の経済的存在感を高める上で重要な要素と位置づけられている。

　関西地域には、世界的な研究機関や大学、高度な技術を有する企業群が集積しており、産業基盤とイノベーション創出の豊かな土壌がある。こうした地域資源を最大限に活かし、グローバルな資金・人材の呼び込みを図る場として、同イベントが万博会場で実施される。

詳細はこちらから（経産省HPより）