サンスター、新取締役を選任 創業家を代表し、金田真弓氏を任命
サンスターグループはこのほど、新取締役を選任したと発表した。
金田真弓氏とMarcel Schmid氏を新たな取締役に任命。それに伴い、金田博夫氏とTamara Minick-Scokalo氏が取締役を退任した。
金田真弓氏は、創業家を代表して取締役に選任。これは、同社の世代交代を示すものになるという。真弓氏は金田博夫氏の長女で、1991年にサンスターに入社後、スイスにおけるグループグローバル本社の設立を含む、さまざまな取り組みを主導してきた。
2005年からサンスター財団の理事を務め、21年からはハーバード大学歯科医学部の理事を務めている。1999年に、イタリアのSDAボッコーニ・ビジネススクールでMBAを取得している。
Marcel Schmid氏は、コーポレートガバナンスの専門家。上場・非上場企業におけるコーポレートガバナンスおよび財務の分野で30年以上の経験を有し、UBSインベストメント・バンキング、DKSHで上級管理職を歴任した。スイス・ローザンヌのIMDビジネススクールでMBAを取得している。
新体制の下、ガバナンス体制強化と、グローバルな視点のさらなる導入によって、「真のグローバル企業」への進化をさらに加速するとしている。