岩瀬コスファ㈱（大阪市中央区、岩瀬由典社長）はこのほど、「CITE JAPAN 2025」で「CITE JAPAN 2025アワード（環境部門）銀賞」を受賞したと発表した。

　CITE JAPAN 2025に展示・紹介される原料、容器・包材、化粧道具、装置、機器、サービス、技術の中から、技術革新性、サスティナビリティ、ユーザビリティなどが優れているものを、審査委員会が「環境部門」「技術部門」でそれぞれ5社ずつに絞り込み、来場者の投票によって選出・表彰された。

　同社は、5月14日から16日の3日間パシフィコ横浜（神奈川県横浜市）で開催された「第12回化粧品産業技術展（CITE JAPAN 2025）」に出展。同アワード（環境部門）において、「ウニ状酸化チタンST-750の紫外線防御ブースター効果」が銀賞を受賞した。

　化粧品業界を取り巻く環境は、グローバル規模で日々変化しており、特に地球環境への配慮については、欧州に端を発し、中国やASEAN諸国、日本へとその意識が広がっている。そうした中、日焼け止め製品に配合されている一部の紫外線吸収剤が、海洋環境に対して影響を及ぼす可能性についての懸念が示されている。

　同社では、今後もさまざまな変化が求められることが予想される化粧品業界に対して、有用な提案ができるよう一層取り組むとしている。　

（冒頭の写真：同社リリースより）