カルビー、S’UIMINとの共同研究実施 腸内環境・睡眠領域での研究を推進する
カルビー㈱(東京都千代田区、江原信社長)はこのほど、プレバイオティクスを含むグラノーラの摂食によって、ストレス状態にある健常者の睡眠の質やストレス状態を改善する可能性が示唆されたと発表した。㈱S’UIMIN(東京都渋谷区、大森元気社長)との共同研究によるもの。
同研究では、ストレス状態にある健常者を対象に、8週間毎日朝食に6種(イヌリン、レジスタントスターチ、スーパー大麦、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、ハイカカオ)のプレバイオティクスを含むグラノーラを摂食することで、腸内フローラを介してストレスによる睡眠の質の低下を改善できるか検証した。
カルビーは、マテリアリティ(重要課題)に「人々の健やかなくらしと多様なライフスタイルへの貢献」を設定し、「2030ビジョン」とその実現に向けた成長戦略の中で「食と健康」領域を重点に掲げている。その一環として、腸内フローラの研究や睡眠の研究に注力し、個人の腸内環境を検査し、グラノーラを定期購買するサービスを展開している。
同社では、今後も、腸内環境・睡眠領域での研究を推進し、研究成果に基づいた商品・サービスの開発などを通じて、人々の健やかなくらしに貢献できるよう邁進するとしている。