消費者庁は21日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新規届出10件（錠剤・カプセル剤等の加工食品＝サプリ3件、サプリ以外の加工食品7件、生鮮食品ゼロ件）を公表した。更新は2日連続で、今回は3月13日に届け出されたものを公表した。

　この日の更新は撤回届出に関しても動きがあり、前回の更新時点から37件も増加した。今月12日から16日にかけ、計11社が撤回届出を行った。

　新規届出を見ると、アルギン酸カルシウムを機能性関与成分とするサプリがある。届け出たのはアルギン酸専門メーカーの㈱キミカ（東京都中央区）で、届け出た機能性表示は「本品にはアルギン酸カルシウムが含まれるので、食後の血糖値上昇を抑える機能があります」。最終製品を使用した臨床試験で機能性を評価して届け出た。同社の届出が公開されるのは今回が初めて。

　アルギン酸カルシウムは既存の機能性関与成分。これまでにシマダヤ㈱（東京都渋谷区）が「アルギン酸Ca」の名称で届け出ていた。一方、同社が届け出ているのは麺類で、サプリとしての届出はキミカが初となる。

【石川太郎】

25年5月のDB更新：【1日】5月最初の更新、届出日上はまだ2月　改正制度施行後の届出、公開しばらく先
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　　　　　　　　：【14日】γ-オリザノール、角層水分量を増加させる　食用こめ油で新規のヘルスクレーム
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　　　　　　　　：【16日】新規届出、分類別ではサプリ優勢　その他加工食品と比較、変化の兆しも
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