厚労省、食薬区分リスト改正案を公表 「カミメボウキ」の葉を非医リストへ追加
厚生労働省は医薬品の範囲に関する基準である食薬区分リストの一部について改正案を公表し、6月16日までパブリックコメントを募集する。
改正案によると、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)」リストに、1成分を追加する。追加するのは、名称「カミメボウキ」(ホーリーバジル、トゥルシー)の葉。
3月11日に行われた「第4回医薬品の成分本質に関するワーキンググループ(WG)」において、国内で医薬品としての使用実態がなく、国内外で食経験があり、安全性にも問題があるとは考えられないことから、「医薬品的効能効果を標榜しない限り専ら医薬品と判断しない成分本質」とすることが妥当とされた。
また、同WGにおいて、「食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いの例示リストの見直し」についても審議が行われ、見直し案についても来月16日までパブリックコメントを募集している。
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