ネットとうほくが「消ラボ」開催へ 【本日締切】7回にわたり最新の消費者法問題を学ぶ
適格消費者団体の(特非)消費者市民ネットとうほく(仙台市青葉区、吉岡和弘理事長)は、2025年度の「ネットとうほく消費者被害事例ラボ」(通称:消ラボ)を5月15日から開講する。会場とオンライン併用のハイブリッド方式で実施する。
第11期目となる今回は、差止請求権やダークパターン、GDPR(欧州の個人情報保護法制)など、近年注目されるテーマを中心に7回にわたって開催する予定。第1回目は、福島大学准教授・中里真氏を講師に迎える。「差止請求権の拡充と実効性の担保」をテーマに講演後、意見交換を行う。
「消ラボ」は、学識者や弁護士、行政職員、消費生活相談員などを対象とした学習・研究の場として15年に発足。これまでに10年の実績を重ね、「先端消費者法問題研究」シリーズとして書籍の刊行も行っている。各回の講座では、消費者被害の実例や最新の裁判例、法改正動向などを取り上げ、現場で役立つ知識を提供することを目的とする。
今回、仙台弁護士会館(仙台市)で対面で実施する他、Zoomによるオンライン参加も受け付ける。参加費は無料で、事前申込制となっている。会場定員は30人。対象はネットとうほく会員のほか、学識者、行政職員、弁護士、司法書士、消費生活相談員などが含まれる。第一次締め切りはきょう13日。
申込・問合せについては、以下のPDFで確認のこと。