1. HOME
  2. 健康食品
  3. 桜の花エキス、新食品原料に登録 オリザ油化、マキベリーエキスに続き2製品目

桜の花エキス、新食品原料に登録 オリザ油化、マキベリーエキスに続き2製品目

 オリザ油化㈱(愛知県一宮市、村井弘道社長)が製造販売するサプリメントの原材料、「桜の花エキス」が中国の新食品原料(New food ingredient)として承認、登録された。食用の桜(関山桜)の花そのものが以前から登録されていたが、含水エタノールを使ってポリフェノールを抽出した、日本固有の桜(山桜)の花を基原材料にしたエキス粉末が登録されるのは今回が初めてという。同社が8日、発表した。

 中国の新食品原料は、中国国内で伝統的な食習慣のない食品原料を同国内で使用するために必要な許可制度。同国の食品安全法などの規定に基づき、国家衛生健康委員会(NHC)が安全性などを審査した上で承認する。オリザ油化の発表によれば、同社が製造販売する桜の花エキスの新食品原料における登録名は「樱花多酚」。今月7日、NHCのウェブサイトで登録情報が公開された。同社の桜の花エキスは、カフェオイルグルコースとケルセチングルコシドの2成分を規格成分にしている。

 同社が販売するサプリメントなどの原材料が新食品原料として登録されるのは今回が2例目。今年1月、日本では機能性表示食品などにも配合されているマキベリーエキスが登録されていた。新食品原料として登録されることで、中国国内での輸入販売が可能になり、同国で販売される食品やサプリメントなどに配合できるようになる。

【石川太郎】

関連記事:マキベリーエキス、新食品原料に登録 中国国家衛健委が今月公告、オリザ油化が申請
    :森永乳業、中国市場での菌体事業を強化 独自のビフィズス菌が新たに中国「新食品原料」に登録

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ