総務省はこのほど、「家計消費状況調査」2025年3月分結果を公表した。インターネットを利用したショッピングの支出総額（22品目計）は、1世帯（2人以上世帯）当たり2万6,2640円で、前月比10.2増、3カ月ぶりの増加となった。ネットショッピング利用世帯割合は56.35％だった。

　商品カテゴリー別で、「保健・医療」は合計1,072円で同5.3％増、「食料」は5,515円で同8.4％増といずれも3カ月ぶりに前月比プラスとなった。

　「健康食品」は786円で同2％増、「化粧品」は965円で同15％増となった。世帯主年齢階級別では、「健康食品」は30代が721円で同24％増加。50代が789円、60代が1,039円でともに同1％、70代が730円で同9％増加した。一方、80代が547円で同10％、40代が643円で同9％減となった。

　「化粧品」は、80代の同1％減（239円）を除く全世代で前年比増に。中でも50代は22％増（1,414円）、30代は21％増（1,195円）、70代は同15％増（562円）、40代は同14％増（1,302円）と2ケタ増となった。60代は同8％増で977円だった。

関連記事：1月分、健康食品ネット支出、2カ月連続減　「健康食品」は80代が前月比17％増
　　　　：2月分、健康食品ネット支出、3カ月ぶりに増加　「化粧品」2カ月連続減少