消費者庁は2日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
　登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故61件。そのうち食品に関連する事故が52件だった。

　リコール・自主回収情報では、「アレルギー表示の欠落」が11件と最も多く、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が10件で続いた。
　食中毒による事故情報は20件だった（前回16件）。

　その他、東京都内の保育施設で、給食を食べた幼児がアナフィラキシーを発症し、救急搬送。される事案が報告されている。幼児用としてアレルゲン除去食を用意していたが、当日献立に予定していなかったメニューが追加され、職員によるメニューの確認、職員間でのメニュー追加に関する情報が共有されていなかったことが原因とされる。