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常磐植物の研究者、農芸化学会から表彰 研究開発部長、25年の「農芸化学女性研究者賞」受賞

 植物抽出物メーカーの㈱常磐植物化学研究所(千葉県佐倉市、立﨑仁社長)に所属する研究者が、(公社)日本農芸化学会から2025年度「農芸化学女性企業研究者賞」を受賞した。受賞したのは、常務執行役員兼R&BD本部長の楊金緯氏。同社が17日までに発表した。月経に伴う不定愁訴に対するラフマ抽出物の機能性研究など、女性の健康・QOL向上や、高齢社会における抗老化への貢献が評価されたという。

 授与式は、札幌市内で今月開催された日本農芸化学会大会で行われた。農芸化学会によると、農芸化学女性企業研究者賞は、企業において優れた研究や商品開発における顕著な成果に貢献した女性正会員に授与するもの。チームの一員として挙げた成果も対象となる。

 受賞した楊氏は授与式で、「植物の力で拓く─女性社会、高齢社会に貢献する植物由来機能性原料の研究開発」と題して講演。

 農芸化学会のウェブサイト上で公開中の講演要旨によれば、楊氏は、同社で進めた、女性社会に向けたラフマ葉抽出物や高齢社会に向けた黒ウコン根茎抽出物の機能性開発の概要を伝えつつ、「企業研究者として、植物の価値や魅力、植物特有の機能を製品や情報として社会に届ける一方で、植物から学び、植物に感謝する姿勢を大切にしながら、引き続き植物由来機能性原料の研究開発に努めていきたい」とした。

 農芸化学会によれば、25年の農芸化学女性企業研究者賞は他に、㈱ニップン(東京都千代田区)、キリンホールディングス㈱(東京都中野区)に所属する女性研究者がそれぞれ受賞した。

【石川太郎】

(冒頭の写真:授与式の様子。同社提供)

関連資料:受賞者講演要旨「植物の力で拓く─女性社会、高齢社会に貢献する植物由来機能性原料の研究開発」(日本農芸化学会のウェブサイトへ)

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