ヘルスケア領域のビジネスを全面支援 【健康食品・化粧品通販特集】インテージヘルスケア、独自調査に基づくレポートを発刊
㈱インテージヘルスケア(村井啓太社長)は2019年に、インテージグループのヘルスケア領域を集約するかたちで設立された。前身の会社を含めた設立は1994年で、設立当社の社名はティー・エムマーケティング㈱。2004年に㈱インテージの連結子会社となった。一般用医薬品や医療用医薬品、健康食品・サプリメントなどの市場調査などを手掛ける。豊富なデータと積み重ねた経験、先進的な知見を生かし、事業における意思決定につながる提案を行う。
医療・ヘルスケア領域における豊富な実績
同社は、医療・ヘルスケア領域において30年以上の経験と、国内最大規模の調査実績を持つ。国内外の医薬品・医療機器メーカーだけでなく、アカデミア、健康食品・特定保健用食品(トクホ)・サプリ、その他ヘルスケア関連企業など、幅広い業界のクライアントを支援しており、その取引社数は250社を超える。
主なサービス内容は4つ。①マーケティングリサーチでは、プロダクト・ライフサイクルのあらゆる局面に対応した多様な調査が可能。長年の経験を生かし、クライアントに合った調査を提案する。②HEOR・エビデンス構築支援では、医薬品や医療機器の価値を伝えるための研究・調査を支援。③リアルワールドデータ解析では、レセプトデータや電子カルテ、レジストリを中心とした実臨床から得られる医療情報のビッグデータの専門家チームが、データベース研究や調査など、総合的に支援する。④ヘルスケアビジネスの課題解決では、ヘルスケア製品やサービスの開発、マーケティングを総合的に支援する。
自主企画調査・パネル調査、13年目のレポートを発刊
同社は昨年12月、「健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ+セルフヘルスケア市場実態把握レポート2024年度版」(健食サプリ・ヘルスケアフーズレポート2024)を発刊した。同レポートは、生活者13万人へのアンケート調査から、セルフヘルスケア(生活者の健康消費・活動)に関わる市場実態をまとめたもの。
自社のサプリメントの効果的なマーケティング戦略を立案したい、健康食品の販売チャネル拡大のため、各チャネルの売上の違いや、チャネル別の利用者の特性を把握したい、サプリメントの適切な価格設定を行うために、各価格帯の需要や価格に対する生活者の受容度を把握したいなどといった、商品開発から販売戦略に至るまで、幅広くサポートする。
同レポートは、2012年度に発刊を始め、今年度で13年目を迎えた。延べ370社以上に提供実績がある。生活者13万人以上に対する大規模サンプリング調査を行い、「健康食品・サプリメント市場」、「ヘルスケアフーズ市場」、「セルフヘルスケア市場」の3つの市場で、市場規模推計や商品・サービス利用者の分析結果をサマリーレポートにまとめている。
生活健康基礎調査、一般生活者対象の調査
同調査は、一般生活者を対象に毎年実施。OTC医薬品やヘルスケアサービスの商品開発、営業施策、プロモーション戦略などに貢献する。
一般生活者の健康状態、健康意識、OTC薬の使用実態を捉えた調査で、1991年から実施。同調査結果を活用することで、一般生活者の健康実態と意識について理解が深まり、より戦略的な意思決定ができる。調査の内容は、最近1年間の症状経験、程度、対応策、慢性症状、健康や美容に関する情報源・現在の悩み・意識・行動の他、薬局・ドラッグストア、インターネット通販などのチャネル利用実態、健康食品・サプリメントの成分認知などを盛り込んでいる。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ13階(本社)
TEL:03-5294-8393
URL:https://www.intage-healthcare.co.jp/
事業内容:一般用医薬品・医療用医薬品の市場調査など