消費者庁、事故情報DB公表 【3月13日消費者庁発表】食品事故80件
消費者庁は13日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故104件。そのうち食品に関連する事故が80件だった。
リコール・自主回収情報では、「アレルギー表示の欠落」が13件と最も多く、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が10件で続いた。
食中毒による事故情報は48件と、さらに今年の最高記録を更新した(前回45件)。中でも、ノロウイルス菌によるものが42件と9割近かった。直近でも、東京都内で11日と12日、それぞれ14人、15人がノロウイルスによる食中毒症状を発症している。
鳥取県の保育施設では、アレルギーのある幼児が他の幼児のおやつを誤って食し、アナフィラキシーを発症して救急搬送された。他児らと同じ机でおやつを食べている様子を職員が確認していなかった。