消費者庁は6日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
　登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故94件。そのうち食品に関連する事故が74件だった。

　リコール・自主回収情報では、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が11件と最も多く、「アレルギー表示の欠落」が8件だった。

　食中毒による事故情報は45件と、今年最も多かった前回を上回った（前回34件）。中でも、ノロウイルス菌によるものが39件と8割を超えた。