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タイ向けゆず・きんかんの輸出解禁 輸出市場拡大に期待大~農水省

 農林水産省は、タイ向けの日本産「ゆず」および「きんかん」生果実の輸出が正式に解禁されたと発表した。
 これまでタイは、ミカンバエなどの病害虫の発生を理由に、日本産ゆず・きんかんの輸入を禁止していたが、農林水産省は産地からの要望を受け、タイの検疫当局と技術的協議を重ねた結果、輸出に関する検疫条件に合意した。

 現在、日本国内で輸出対象として指定されている生産地域は、静岡県藤枝市、三重県熊野市、御浜町、紀宝町、福岡県八女市の一部地域。指定地域では、3年以上にわたるミカンバエの発生調査が実施され、発生が確認されないことが条件となる。また、輸出可能期間は毎年11月1日~3月31日までと定められている。

 輸出の際の主な検疫条件は以下のとおり。

・生産園地でのミカンバエの発生調査(3年以上)
・生産園地及び選果・梱包施設の登録
・果実の表面殺菌
・タイ側検査官による査察

 今回の決定により、日本産のゆずやきんかんの輸出市場が拡大することが期待される。これまで日本産柑橘類は、タイ市場で高い評価を得ており、今回の解禁によって、さらなる需要の増加が見込まれる。農林水産省は、輸出を希望する事業者に対し、詳細な輸出条件について植物防疫所への問い合わせを推奨している。

問合せなど詳細はこちら(農水省HPより)

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