健康食品ネット支出、前月比マイナス 昨年12月分「家計消費状況調査」、「健康食品」は30代が前月比33%増
総務省はこのほど、「家計消費状況調査」2024年12月分結果を公表した。インターネットを利用したショッピングの支出総額(22品目計)は、1世帯(2人以上世帯)当たり3万1,493円で、前月比19.5%増だった。ネットショッピング利用世帯割合は58.45%だった。
商品カテゴリー別で、「保健・医療」は合計1,136円で同2.3%増と3カ月連続で増加。「食料」は7,103円で、同30.5%増と大幅に増加。2023年12月も前月と比較して22.7%の増加だったが、それを上回る増加となった。
「健康食品」は825円で前月と比較してほぼ同水準。「化粧品」は1,017円で同3%増だった。
世帯主年齢階級別では、「健康食品」は30代が774円で同33%の大幅増、50代が1,037円で同9%増加した。一方で60代は976円で同13%減、次いで80代が501円で9%、40代が741円で同1%それぞれ減少した。
「化粧品」は、60代が1,113円で同15%、70代が558円で同12%、40代が1,466円で同3%増加。一方で80代が270円で同20%、30代が1,117円で同12%、50代が1,407円で同2%減少した。