サントリー緑茶「伊右衛門」を進化 サントリー食品インターナショナル、25年国内事業活動方針発表
サントリー食品インターナショナル㈱(東京都港区、小野真紀子社長)はこのほど、「2025年国内事業活動方針」を発表した。
同社によると、2024年、サントリー緑茶「伊右衛門」は3月の本体リニューアル後、味わいについて好評の声が多く届いたという。また、機能性表示食品の『伊右衛門 濃い味』、特定保健用食品(トクホ)の『伊右衛門 特茶』については年間を通して好調に推移し大きく伸長。特に『伊右衛門 特茶』は、有効性のエビデンスであるヒトによる長期飲用試験結果を示したコミュニケーションを継続展開し、ヘビーユーザーが大幅に増加したという。
25年は、コアブランドの価値強化を行うと同時に、新たな需要創造を実現し、収益性を高めることで、持続的な事業成長に挑戦する。自販機事業においては、24年の事業統合により構築した新体制で、消費者ニーズに応じた商品ラインアップや健康サービスなど、より質の高い価値を提供する。これらの活動で市場を上回る計画を達成するとしている。
「伊右衛門」は、より満足してもらえる商品を目指し、緑茶が本来持つ「一息つける心地よさ」という価値を提供するため、ブランドの原点である“京都”をテーマに、パッケージ・中味とも大きく進化させる。また、好評の機能性表示食品の『伊右衛門 濃い味』についても引き続き育成する。さらに、トクホの『伊右衛門 特茶』では、引き続き、コミュニケーションやマーケティング活動強化により、消費者に確かな納得感を届け、好調を持続させるとしている。