㈱世田谷自然食品（東京都世田谷区、河西英治社長）はこのほど、配送箱を見直し、それにより年間9.78トンの紙と6.49トンのCO2を削減すると発表した。

　配送箱を見直したのは、化粧品ブランド「SEAC（シーク）」シリーズ。「小さい商品を買った時、大きい箱で届くと箱がもったいないと思います。段ボールゴミを減らすためにも小さくなるといいな」といった消費者から寄せられた声を基に、配送箱のサイズを見直したという。2024年12月発送分より順次切り替えを行っている。

　同社では他にも、森を守るFSC認証紙（森林資源を守るため規格に従って適切に管理された森林で生産された木材を使用して作られた紙）を使用する、環境にやさしい水性インクを採用する、緩衝材を減らす、テープ不使用でゴミを削減するなどの地球環境に配慮した取り組みを行っている。これからも、「もっと便利に、もっと地球にやさしく」をモットーに、持続可能な社会を目指して環境問題に取り組むとしている。