明治製菓、米投資会社と出資契約締結 MPM Bioimpact LLCへ最大2,000万米ドル出資
Meiji Seikaファルマ㈱(東京都中央区、小林大吉郎社長)は10日、米国のバイオテクノロジー投資会社MPM Bioimpact LLC(マサチューセッツ州ボストン)と出資契約を締結したと発表した。
今後、同社を通じてベンチャー企業への投資をスタートさせる。最大2,000万米ドルを出資することで戦略的パートナーを形成する。
広報部によれば、Meiji Seikaファルマが注力している感染症領域の新規技術獲得において、投資区分が合致したことにより今回の契約締結に至ったとしている。協業を通じて、ベンチャー投資に関する見識を深め、早期段階の投資機会を拡大しグローバルネットワークを強化する。
MPM Bioimpact LLCは、30年の歴史を持つバイオテクノロジー投資会社。科学的研究、臨床開発、企業構築における世界有数のチームによる経験を活かし、患者の生活を一変させる斬新な医療のブレークスルーを後押しすることに努めている。MPM BioImpactは、アーリーステージのスタートアップ企業から上場企業まで、バイオテクノロジー全般への投資を行っている。
同社の投資チームは、研究と医薬品開発、会社設立、企業戦略、商品化にキャリアを捧げてきた専門家で構成。起業家パートナーは、投資家兼運営者として深い専門知識を提供し、多様な科学者や専門家のグループと協力。満たされていないニーズの高い疾患の治療法を開発している。