健康食品ネット支出、2カ月連続増 昨年11月分「家計消費状況調査」、60代がけん引
総務省はこのほど、「家計消費状況調査」2024年11月分結果を公表した。インターネットを利用したショッピングの支出総額(22品目計)は、1世帯(2人以上世帯)当たり2万6,347円で、前月比9.9%増だった。ネットショッピング利用世帯割合は56.19%だった。
商品カテゴリー別で、「保健・医療」は合計1,110円で同6.4%増と2カ月連続で増加。「食料」も2カ月連続で増加となり5,443円で同6.2%増だった。「健康食品」は833円で同9%増で、こちらも2カ月連続で増加した。「化粧品」は988円で同15%と2ケタ増となった。
世帯主年齢階級別では、「健康食品」は60代がけん引。1,121円で同19%増加した。50代も950円で同10%増加、70代が692円で同7%、80代が548円で同3%増加した。一方で、40代が750円で前月と同水準、30代は581円で同6%減少した。
化粧品は50代がけん引し、金額は1,432円で同32%増加した。また、40代が1,418円で同20%、30代は1,274円で同15%それぞれ増加、80代が339円で同6%、60代は969円で同3%増加した。70代は498円で同3%減少した。