25団体目となる適格消費者団体誕生 消費者団体訴訟制度の愛称とロゴを合わせて発表
消費者庁は3日、(特非)やまなし消費者支援ネット(山梨県甲府市、花輪仁士理事長)を同日付で適格消費者団体に認定したと発表した。適格消費者団体はこれで25団体となった。
新井ゆたか消費者庁長官は3日の定例記者会見で、「適格消費者団体は社会的インフラの1つとも言える消費者団体訴訟制度の担い手であり、消費者被害の発生・拡大を防ぐための重要な役割を担っている。(同団体においても)消費者被害の発生・拡大の防止、解決に向けて大いに活動していただきたい」とコメントした。
また、消費者庁は同日、消費者団体訴訟制度の愛称とロゴを制定し発表した。制度の愛称は、消費者団体訴訟制度(Consumer Organization Collective Litigation System)の頭文字をとり、「COCoLiS(ココリス)」となった。
新井長官は、「消費者庁として、愛称とロゴマーク、キャラクターを使い、同制度の認知度向上のための広報活動に注力する」と話した。
〇配布資料