消費者庁の来年度予算141.1億円 機能性表示食品の信頼性確保に1.6億円
政府は27日、2025年度の予算案を閣議決定した。消費者庁は昨年度から3億3,000万円増額の141億1,000万円となった。
新たに計上した予算としては、小林製薬「紅麹サプリ」事件を受けて、「機能性表示食品における信頼性確保に向けた取り組み」に1億6,000万円、「差止請求制度に係る提案型先行モデル事業」4,000万円、「AIを活用した消費者被害防止策に係る調査研究」2,000万円、「カスタマーハラスメントの実態把握および普及啓発」2,000万円、「公益通報者保護制度の周知・啓発」6,000万円など。
補正予算の追加要求については、12月17日に成立している。
機構・定員事項では、保健機能食品の体制強化に関する9人を含む18人となった。
詳細はこちら(消費者庁HPより)
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