音声感情解析で従業員満足度向上へ CENTRIC、和歌山支店に「ESAS」を導入
コンタクトセンターの運営、コンサルティングなどを行うCENTRIC㈱(東京都豊島区、山田亮社長)はこのほど、同社和歌山支店に音声感情解析「ESAS」(イーサス)を導入したと発表した。
「ESAS」は、同社グループのESジャパン㈱(同)が提供する、人間の「音声」から「感情」を可視化するテクノロジーを使用するITソリューション。音声データを分析して、従業員の感情やストレスレベルを可視化し、将来的な行動(例:離職やパフォーマンス変化)を予測することや、上司と部下の面談時のコミュニケーションを解析することで、業務改善や従業員満足度向上にも寄与する。
これまでにさまざまな企業で導入され、音声認識&音声感情解析サービス、コンタクトセンターサービス、オンライン面接サービス、ストレスチェックサービス、パーソナリティー診断サービスなどに活用されている。今後は医療業界での感情解析や、Web会議などでの顧客の感情解析など、さまざまな業界での活用も期待されている。
同社では、同技術により、コミュニケーションデータを分析し、従業員の離職予兆や業務上の課題を早期に特定することで、職場環境の改善や業績向上を目指すとしている。