日本産いちごの輸出が可能に 農水省、比国と検疫条件で合意
15日にフィリピン(比国)が日本産いちご生果実の輸出を解禁したと、農林水産省が発表した。
比国はこれまで、日本産いちご生果実について、オウトウショウジョウバエなどの病害虫が日本で発生していることを理由に輸入を禁止していたが、国内産地からの要望を受けた農林水産省がフィリピン検疫当局との間で技術的協議を積み重ねた結果、輸出に関する検疫条件について合意するに至った。
①生産施設および選果こん包施設の登録、②生産施設でのオウトウショウジョウバエ等の病害虫の発生調査、③輸出前の残留農薬検査および微生物検査、④フィリピン側検査官による査察――の4点が備えなければならない主な検疫条件となる。
輸出の際の問い合わせ先など詳細はこちら(農水省HPより)
(冒頭の写真:発表資料より転載)